アングラカタログ一周年が過ぎたので、おいしいアングラカタログのつくりかたでもメモっておこうかと思う。

若干遅れ気味の記事がもはや恒例の私です。
VOCALOIDアンダーグラウンド・カタログ PART1がうpされて、もう一年になります。


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思い返せば、このカタログのおかげでいろいろな曲や作り手さんを知ることができました。また、アングラカタログで紹介された作り手の方々も、お互いつながりができてたような面も見受けられます。

先日のVOCALOID・アンダーグラウンド・カタログ PART15【修正版】 - ニコニコ動画までで、この一年間に15のアングラカタログが作られ、200近くの作り手の方々が紹介されました。
誰がつくるとか、いつうpされるのかとかが、まったく読めない企画なのにここまで続いたのはすごいなーと感心してしまいます。ランキングではなかなか知ることのできない、商業音楽ではできないような曲を多く発見できるので、この企画は今後も続いてほしいな。


ここで、個人的に理想的なアングラカタログをつくるためのレシピ(?)をメモ。

「カタログ動画」としていいものをつくるにはどうすればいいだろうか。

まずは動画の再生時間に着目。いままでのカタログを再生時間順に並べると上位はこんな感じ。
・PART15が21:24(15人紹介+おまけコーナー)
・PART14が17:58(14人紹介)
・PART10(改訂版)は17:53(4+13人紹介+おまけコーナー)
・第十一弾が17:15(14人紹介)
・PART7が16:58(13人紹介)
紹介したいものを詰め込みたいのはわかるけど、長くなるとだれる。20分以内で収まる方がいい。紹介する作り手は13〜15人くらいかな。


では、どうやってその紹介する作り手を選ぶか。
アドメニ母ゆーこナリキリんさんのガイドラインマイリスト参照)によると

ガイドライン●ストイックで奇個性なVOCALOID曲を作る作者を独断で紹介●自身のVOCALOID楽曲動画が再生数10000未到達の作者限定●既にアングラカタログに載った作者は対象外●後は編集者のさじ加減とセンスで!

とある。もともと動画内のタイトルは『VOCALOID アンダーグラウンド P カタログ』となってることからも、あくまで中心は「作者」であることを念頭に置く。
個人的には3曲くらい聴くと、その作り手さんの方向性というか音楽の姿勢が見えてくると日頃思っている。その作者が「ストイックで奇個性」であると感じるには、ある程度作品がないとね。
でも1曲しか出してない人をアングラカタログで紹介してはいけないというでは決してない(紹介されたことが契機となって、活動を続けることにしたという人もいる)。
むしろ多作の人の判断が難しいかも。失礼ながら、数あるうちの1〜2作品だけおもしろいけど、あとはそんなに……という風に感じることもある。

どうやってそういった「ストイックで奇個性」な人を見つけるかについては、コアな曲を集めている公開マイリストを巡りや、再生数やマイリスト数の少ない順でソートしたものからピックアップをして、日頃からぐっときたものをリスト化しておくくらいかな。

このときむやみに13人集めるのではなく、ある種のテーマ性があるといい。カタログとして見た時に、何らかのうっすらとした共通点が感じられるとおもしろい。ちなみに、【PART6】は「Many aspects of psychedelia(サイケデリック諸相)」をテーマにして編集したとのこと。詳細:VOCALOID・アンダーグラウンド | アングラカタログについての7コメント目(要mixiアカウント)

どの作者のどの曲をどの順番で紹介するのか、これは本当に編集者の腕の見せ所としか言えない。カタログ動画として見た時に、途中で飽きさせることないような展開ができるといい。
なんとなく最初のつかみになる動画は強烈に注意を引くようなもので、締めは今後ブレイクしそうなもの、という形式は定番化してる感じかな。
動画の選出で、この人はこの曲の他にこれも合わせて紹介してほしい! と思うことがちらほらあった。多作な人ほど、動画の選出が大変。どのようにその作者の一面を切り取って紹介するのかは本当に難しいものです。


あとは10,000再生以下かどうかと既出チェックをしっかりすること。
コラボ作品などで10,000再生超えてるけど自作のものだとそうでもなかったりと、複雑化してる人もいるけど、こういった判断はどうなるんだろうと懸念材料。
既出は、中の人は同じなのに別のP名もってたりする人がいたりいするのでよくみておこう。ニコニコ動画のアカウントが別名義なら、別人として扱うのはいいよね。

あれ、こんなん書いてみたけど、全然参考にならない気がする!
いままでのカタログを通して見て、感じ取る方がいいですね、わかります。

今後のアングラカタログも楽しみにしてます。

「このボカロ曲がすごい! 2008」を選んでみたよ

世間の話題から一ヶ月ほど遅れることに定評のある私です、どうも。
この動画がすごい!」ていうのに触発されて、なんか書きたいな〜と思ってからまた時間がたってしまいました。

まー基本のんびりやってるので、時期を逸したとかはキニシナイ!

これより昨年のVOCALOID楽曲の個人的まとめをしたいと思います。
「すごい!」っていう基準も、私なりの捻くれた選出で、「一万再生数以下のお気に入り曲」です。思い入れの強い曲って言い換えた方がいいかもしれません。
順位付けとかできないので、「ひと月に一曲づつ」ピックアップして、振り返っていこうかなと思います。
あくまで「動画」としてではなく、「曲」としてのお気に入りです。もちろん動画が凝っているものもありますけど。

悩みに悩んだ選曲ですが、あとで「この曲忘れてた/(^o^)\」 ってことがあるかもしれませんがご了承w
あと、ここで紹介しきれなかった曲にもすごい曲はたくさんあるからね!

  • 1月

完コピP(Aibonさん)
初音ミク体験版を使用しているため、限られた期間での動画投稿。タイムリミットとなる最後の日にうpされたオリジナル曲。励ましの歌とあるように、とても元気をもらえる曲です。
この曲を聴く前に、この秀逸な完全コピー曲を聴いておくと、感動が増し増しになります。
先日迎えた1周年で引退されたとのことで、ちょっと残念です。

  • 2月


ISOP【-_-】さん
リンの発音の良さもさることながら、歌詞が心にぶち当たるくらい入ってくる名曲です。心の叫びです(´;ω;`)
まっすぐなおれらのうたを堪能してくだしあ。鬱パンクとありますが、前向きになれる応援歌だと思います。

  • 3月


テンネンさん
3月に怒涛の如く動画を投稿していて、そのセンスに惚れました。中でもこの曲は、オケはかっこいいのに歌詞で笑っちゃうし、さらに驚異のネタまみれのスライドショーで爆笑してしまいました。
嫌なことがあったとき、悩みをふっとばしてくれる名曲です。

  • 4月


手タレP
これは動画を見ながら聴いてほしいです。サイケデリックな現代音楽であり映像作品です。
10分以上もある上、わけわんない映像なので一般的にはお勧めできない、だがそれがいい
ニコニコ動画のボカロ曲リスナー層の需要から、かけはなれているのでななかなか評価されにくそうですが大好きです。これはすごいの一言に尽きます。

  • 5月


kagelobbyさん
うってかわって、今度はわずか28秒の曲です。この短時間に込められた破壊力に驚きました。
この曲は、最底辺ツアー参加曲の中でも、ひときわ異彩を放っていました。ツアー参加曲の中にはおもしろい曲たくさんあるから、いまからでも聴いてみてね!

  • 6月


苅田狼藉
お前何度紹介すれば気が済むんだよと言われそうですが、いいものは何度だってプッシュしたくなります。これほどキャッチーなポップソングなのに、内容がアレなので公に好きと言えない人は多いんじゃないでしょうか。けど私は大好きです。
2008年に見た動画の中でとびきりのお気に入りです。

  • 7月


カオスP(幻術植木鉢さん)
これはとりあえず聞いてくれとしかいえないです。
一見カオスかつフリーダムな歌詞・曲構成ですが、聴きこむほど洗練されていることがわかり、味わい深くなります。みんな中毒になればいいと思うよ!

  • 8月


マッペさん
この曲は、おれらのうたとはまた違った方向から心を打つ名曲です。
見るたびに目から汗が出てきてしまいます(´;ω;`)
いろいろ考えさせられます……。

  • 9月


グルグルP(guruponさん)
音楽に疎い私はこの曲を表現する言葉をもたないので、山本ニューさんのマイリストから引用

サイケデリックプログレッシヴでエレクトロニカレフトフィールドで・・・それでいてどこまでも美しいポップス。なにこの多幸感。

だそうです。
いろいろな要素が混ざりつつも調和している、そんな印象を持った曲です。


  • 10月


アニメーターP(macaronistingさん)
素朴でありつつもとてもきめ細やかな動画の世界観とともに、味わってほしいです。
雨の日の憂鬱な感情から、最後の最後に晴れ広がる感情の移ろいの表現がすばらしい。

  • 11月


就寝さん
PV効果でhttp://www.nicovideo.jp/watch/nm3942209の曲が知られるようになった鉄風Pと同一人物ですが、就寝名義でこの曲は出されています。鉄風P名義は派手さや勢いがあり、就寝名義はじんわりと沁みてくるものが多く、作り手の哲学が込められているように感じます。
いろいろ思うことがあった時期にこれを聴き、ずっとリピートしながら物思いに耽ってました。心をえぐられるような歌詞です(´;ω;`)
戒めの意味を込め、たびたび聴くことにしています。

  • 12月


フレンチP(yplさん)
締めはこれで。シューゲイザーの雰囲気がたまらないです。
HironoLinさんが製作した映像もきれいです。
曲自体は以前イベントで購入したCDに収録さていたもので、お気に入り曲のひとつでした。
次のイベントでもコンピレーションCDを出すそうなので、楽しみです(参照:Twisted Ducks)。



他にも紹介したいすごい曲はありますが、ここでおしまいっと。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
そして動画の製作者の方々に感謝を。

ユリイカの「例の発言」とアングラカタログ13

書こう書こうと思ってから、早一ヶ月が経過しました。時期を逸した感がありまくりです。

Amazon CAPTCHA(以下、ユリイカ)の全体的なレビューは、すでに多くの方blogなどで書かれていますので、簡略に私が思ったことを。


一歩も二歩も引いたところから、あれこれ小難しい話をしていて、いろいろな視点があるんだなぁとなんともあまりにも当たり前なことを思いました。VOCALOIDに愛着を持ってる人からしたら、物足りなさや不満を感じるような内容というのが頷けますが、まぁそこは「ユリイカなら仕方ない、いい意味でね」の一言で片付けられる気がします。
個人的には、いままで考えたこともないようなことや知らなかったことがたくさん書かれており、収穫がありましたのでよかったです。


さてさて今回取り上げたいのは、ユリイカのほんの一部の記述ですが、なにかと反響があった(少なくとも私の周囲のことですが)、「例の発言」についてです。
「徹底討論 初音ミクと未来の音」のなかの、157ページ下段、DJ TECHNORCH(以下、テクノウチ)氏の発言、これがなにかと、引っ掛かるところがありましたので、ちょっと引用してみます。この前には、一般市場でもニコ動でも、VOCALOIDを使って実験的なことをする人は、あまり成功してないよねという話題があり、再生数少ないよねといった話の流れでの発言です。

ボーカロイドアンダーグラウンド集というランキングがあって、再生数一万以下のキワモノを集めて小さく人気というのはあります。そういうのを考えると、シンセサイザー初音ミクの新しい可能性はあまり広がっていない。ちょっとずつ実験がされて、ちょっと面白いねというのが散発的にある状態が続いています。


……(´・ω・`)


座談会の発言を文章に起こしてあるものなので、ちょっとした思い違いや言い間違いがあることは仕方ないことを前提の上、続けます。


まず訂正したいことは、アングラカタログは、ランキング集ではないということです。こんな細かいところにつっかかるなよと言われそうですが、もともとアングラカタログ成立の背景には、「アンチランキング」の考えがあったのではないかと思うからです。アングラカタログは、ニコニコ動画の公式のランキングや、その他VOCALOID関連のランキングではあまり話題になっていないような動画を集めたものであるので、ランキングという言葉を使われると違和感があります。ランキングでは見られないような楽曲を紹介するのがアングラカタログなのです。そこには順位付けは存在しません。


次に、「キワモノ」とされた件について。アングラカタログで扱っている楽曲の内容は、辞書的な意味でのキワモノとは隔たりがあるように思うので、ここでは変なモノといった感じで言ったのかな、と思います。
アングラカタログに載っている楽曲にだって、一時的な流行とは関係なく聴けるものが多数あると思うのですが、いかがでしょうか。


その次の、「小さく人気」について。これは否定できませんね。毎週うpされている週刊VOCALOIDランキングは1週間で30,000再生くらいされてるのに対し、アングラカタログは一番再生数の多いPART1でも15,000再生。まだまだ知名度があるとは言えません。


それ以降の、可能性云々についてですが、すでにかなり広がってるように思えるのは私だけでしょうか。キャラクターボーカルという制限を超え、さまざまに使いこなしている人もいますし、逆にその制限をうまく利用して演出の材料にしている人もいます。変わった使い方をしている楽曲は続発しており、そこに興味を持っているリスナーもいるはずです。



さて、そんなテクノウチ氏の発言を受けて、VOCALOID・アンダーグラウンド・カタログ PART13の前口上では、このようなことが述べられています。

初音ミク特集を組んだある雑誌で
キワモノを集めた動画として当カタログが紹介されていました
しかし、それは誤解です
再生数1万未到達の作り手の中から
アンダーグラウンドな精神を感じた特異な才能を発掘するのが目的です
そこにこそVOCALOIDの可能性を広げる力があると思うからです

言葉の受け取り方、なかなか難しいものです。
アングラカタログで紹介されている楽曲の中には、VOCALOIDでこんな表現ができるのか! と驚かされたものが数多くあり、それがあまりにも注目されていないことがあるので、発掘という役割を担う動画として、今後も続いてほしいです。


では、今度はカタログの感想をば。
新鮮味はなかったです。どこかしらで私が紹介した動画がそのまま掲載されているかのような構成でしたのでした。自分が目をつけていた人がカタログで紹介されるのは、嬉しいんですけどね。私はアングラカタログに刺激=新たな出会いを求めているので、ちょっと残念かなと感じたり。

刺激といえば、あまりぶっ飛んだ感じの人が紹介されていなかったようにも思います。なんかこう、こいつ紹介していいのかよ?w 的ものがあると嬉しいんですけどね。

今回のカタログ、それぞれ独自のセンスがあって、おもしろい曲を作っていて、もっと評価されてほしいと思う方々でした。

気になるところで、「これってアングラなの?」といったコメントがちらほら見受けられました。アングラという言葉が一人歩きしてしまっているのを感じます。少なくともアングラカタログでの「アングラ」は、「他の人は絶対にこんな事やらねぇ!ストイックで奇個性!」という意味なんですが、どうやらまだ誤解されているようです。
といっても、何をもってストイックで奇個性とするかは編集者次第ですので、難しい問題です。

それと、今後のカタログの形式的な面の問題をちょっとだけ考えてみたいです。UTAUの件です。個人的にはUTAUもVOCALOIDもあまり気にしないのですが、正式には別物です。UTAUだから紹介されたのか、重音テトだから紹介されたのかよくわかりませんが、VOCALOID以外の楽曲をVOCALOIDアンダーグラウンド・カタログで許容すると、厄介なことになり今後のカタログ製作者が悩むのではないかと思いまして。UTAUは重音テト以外たくさんの種類が出てきていますし、他にもAquestoneSoftalk(通称ゆっくり)、はたまた人力VOCALOIDといったものもありますし、それらを複数使って楽曲を製作している方もいます。もしそれらが1万再生以上なら、掲載基準に反するのか? などと思ってしまいます。
VOCALOID以外のソフトをいろいろ複合的に使う人も増え、複雑化しているので、例外をつくってしまったのはいかがなものかと。アングラカタログは作り手(P)単位での紹介を基礎とする以上、対象を広げるといろいろ面倒な気がします。


まぁ、あまり難しいことを考えずに、今後もアングラカタログを編集してくれる人が出てくるのを待ってます、といった無責任なワタクシでした。


最後に、いろいろと難癖をつけてしまいましたが、テクノウチ氏は、ご自身のホームページでアングラカタログを取り上げたこともあるくらいなので、理解のある方だと存じます。
http://www.technorch.com/archives/2008/05/post_312.html
ここで取り上げられた楽曲が話題になることもあるので、今後もVOCALOIDの発展を見ていってほしいです。

アングラカタログ新作来たよー

早くも12弾がきましたね。10改についての語りもまだまとまっていないというのに><

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今回の編集は「アングラカタログ補完委員会」だとか。
動画のサムネがmixiアングラコミュで使われてるものと一緒だから、きっとそっち関連の人(たち?)が作ったのだろうけど。
委員会が気になるーw

今回のは、7の重音テトの曲以外は視聴済みでした。そしてほとんどの人たちを、「気になる人」としてどこかしらで紹介したことがあったり。編集された方と個人的な好みがかなりシンクロしてる感じがしました。でっていう。

ってか重音テトはVOCALOIDじゃないからどうなのって言われそう。まぁ私個人としては、どんなVOCALOIDを使っていようが、UTAUだろうが、人が歌っていようが、面白い曲に出会えればいいんですけどね。

「気になる人紹介」をしていこうかと思う。

アングラカタログの10改が出たので、それについて語ろうと思ったら、うまくまとまらないので、ひとまず置いておきます。


メモ代わりに、ちょっと気になる作り手さんをきままに紹介していくことにしました。
突発的不定期企画です。
いままで似たようなことをSNSでやっていたんですが、もっと開けたところでやってもいいかなーと思ったのでちょっとやってみます。もちろん、いままでのコミュニティも大切にしつつ、うまく両立できるか不安ですが、なんとかなーれー!

temporaさん

踊るFL-chanがかわいい! 曲もいいですよー。


地球さん

不思議な曲ー、すてきだなぁ。


濃紺さん

不思議な魅力を感じた。


まったく紹介になっていない件については、突っ込んじゃだめですよ。個人的メモなんですから!

あとでゆっくり時間が取れる時に、いろいろまとめていきたいと思います。


【追記】
両立むりぽーw
ってことで、ひとまず私のブックマークでメモしていきますね。
はてなブックマーク - 気になる人に関するRyuzuのブックマーク

VOCALOID・地上5cm・カタログ(戯言)

新たなアングラカタログ来ましたね。

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なかなかいい選集でした。

ちょっと気になった点。いままでのカタログでもあったけど、1作品しか公開されていない状態での紹介ってどうなのかなぁとふと思った。
たしかに初投稿でいきなり濃いモノを出してくる人もいるけど、ひとつだけで「アングラ」としてしまっていいものだろうか。
それとアングラカタログに紹介されてしまった事で、その人の作品の方向性に影響を与えてしまうこともあるのではないだろうか、などど私は何も作らないくせに勝手に心配してみる。
そもそもアングラカタログは、曲単位ではなく、作り手単位で紹介するものだろうから、ある程度の作風が見えてから(3曲くらい?)のほうがいいのかも、とか思ったり。
まぁ一曲しかうpしない人もいますし、悠長に構えてたら伸びちゃって時期を逸することもあるので、なんとも言えませんが。
難しいね!


今回のわけのわからないタイトルは、kihirohitoPの新作の夢の旧作「ひくくとべ」を見て、ちょっとしたネタが生まれそうだったので、メモ代わりですw
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既存のアングラカタログとはまた違った視点で、個性的な曲の紹介をしてみたいなーと思っていたので、ここらで特権的なポジションにいる人たちをまとめてみようかなーと模索中です><

最底辺とアンダーグラウンド

VOCALOIDの製作者の中には、「最底辺」と言われる人たちがいます(参照:最底辺リンクとは (サイテイヘンリンクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科)。


なぜ私が最底辺に注目しているかというと、ここの人達って、とても個性的な曲を作ってらっしゃる方が多いからなんです。
たとえば過去二回実施された最底辺ツアーの主催者はアングラカタログで紹介されています(鉄風P大納僧シニアさん)。
参加者の中にもカタログで紹介された方がけっこういたりします。「最底辺」はボカロアングラ情報を得るには要チェックなところでもあります。


最底辺といっても、露出が少なくて知られていないだけであったり、ニコニコでの人気曲路線からちょっとずれているってだけで、とてもいい曲がたくさんあります。
そんな曲たちが、少しでも多くの人の耳に届きますように、今回始まりました第三回最底辺ツアーを紹介します。
「アングラ」な曲だけではなく、しっとりした良曲もたくさんありますので、ぜひじっくり味わっていただきたいです。


焼肉の部というだけあって、とてもボリュームのあるツアーなので、ゆっくりきいていってね!!!


ちなみに今回のツアー主催者は音痴Pこと藤ヤコタさんです。この方の曲も、とても個性的です。まだまだ始まったばかりですけど、とりあえずツアー開始おつかれさまです!